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【ツボ16】「無差別殺人を予告する書き込み」はPCを遠隔操作するウイルスの仕業、その対策とは? [【ニュースが分かる!IT用語のツボ】]

無差別殺人を予告する書き込みをしたとして逮捕された大阪の男性、伊勢神宮を破壊するといった書き込みで逮捕された三重の男性、実は、両方共、パソコンウイルスが原因だったそうです。

 遠隔操作ウイルス 想定せずに逮捕か NHKニュース
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121007/k10015578561000.html

実際に書き込みを行ったのは本人ではなく、パソコンがウイルスに感染し、外部の第三者に遠隔操作されていた疑いがあるとのこと。

もし、パソコンがウイルス感染すると、思わぬ事件に巻き込まれるという今回の事件、不正ソフトがますます巧妙になっていることを教えてくれ、改めて、ウイルス対策の重要性を教えてくれます。

パソコンを遠隔操作するウイルスは、一般的に”ボット”と言われます。今回は、このウイルスの概要及び、どうすれば、ウイルスを防げるかを紹介します。

なお、以前は、ウイルス対策ソフトを導入し、(ウイルス)定義ファイルを定期的に更新すれば良かったのですが、最近はこれでは防げないウイルスも発見されています。

例えば、OSや各種ソフトの不具合(脆弱性)を利用したウイルスは、ウイルス対策ソフトでは防げないと言われています。今後、ウイルスを防ぐためには、複数の対策を実施する必要があり、それらについても、今回紹介しますので、参考にして下さい。


■無料のソフトをダウンロードしてウイルスに感染

下記のNHKニュースによると、警察への取材で、インターネットに不正な書き込みをした2人が、いずれもインターネット上で写真のデータを読み取る 「無料の同じソフトをダウンロード」 していたそうです。

このうち三重県の男性は取材に対して「このソフトをダウンロードしたあとパソコンの動作が急に遅くなっと言っています。

 釈放の2人 同じソフトをダウンロード NHKニュース
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121008/t10015582531000.html


■ウイルスによりネットバンキングで被害

パソコンがウイルスに感染し、外部からの遠隔操作で金融機関に不正にアクセスし、ネットバンキングで預金が不正に引き出される被害も発生しています。

 遠隔操作ウイルス サイバー攻撃相次ぐ NHKニュース
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121007/k10015578891000.html



■ 外部からパソコンをあやつる悪いウイルス”ボット”


コンピュータを外部から遠隔操作することを目的として作成された不正プログラムは、”ボット”と呼ばれます。

”ボット”は、コンピュータウイルスの一種で、コンピュータに感染し、そのコンピュータを、ネットワーク (インターネット)を通じて外部から操ることを目的として作成されたプログラムです。

感染すると、外部からの指示に従って、コンピュータを操り、迷惑メールの大量配信、特定サイトの攻撃、情報を盗み出すスパイ活動・・・など深刻な被害をもたらします。

この操られる動作が、ロボット(Robot)に似ているところから、ボット(BOT)と呼ばれています。

詳しくは、下記を参照下さい。

 情報処理推進機構:情報セキュリティ : ウイルス対策:ボット対策について
 http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/bot.html



■ ウイルスなどの危険な攻撃からパソコンを守る方法 ~複数の対策を実施する


日常の風邪のウイルス対策でも、うがいをしたり、手を洗ったり、マスクをかけるなど、様々な風邪ウイルスの予防をします。パソコンでも同じで、様々な対策が必要です。

一つの対策だけで万全とは言えません。ウイルス対策ソフトでは、検出できないものもあると言われています。 以下に示す複数の対策を実施することで、様々な危険を防ぐことができます。


(1) ウイルスなどの危険な攻撃についてよく知る。

まずは、これが基本だと思います。何が危険かを知ることで、対策の必要性が分かります。下記のサイトは、ウイルスなどの危険な内容及び対策の最新情報を入手できます。

  警察庁セキュリティポータルサイト@police
  http://www.npa.go.jp/cyberpolice/

  情報処理推進機構:情報セキュリティ
  http://www.ipa.go.jp/security/index.html


(2) ウイルス対策ソフトを活用すると共に、ソフトが使用する(ウイルス)定義ファイルの定期的な更新を行う。

(ウイルス)定義ファイルを最新に更新することで、最新の危険なソフトを検出・駆除することが可能になります。更新しなければ、最近のウイルスに対応できません。


(3) 出どころ不明なソフト・ファイルはダウンロードしない。

役に立つツールを装って、実はユーザに不利益を与えるソフトがあります。安易にソフト・ファイルはダウンロードしないことが必要です。なかには、「このウイルス対策ソフトを使用しないと危険です!」と、インストールを強要する場合もあります。

(注)ウイルス対策ソフト、ブラウザのセキュリティ対策機能を使うことで、危険なソフト・ファイルを防ぐことが可能です(完ぺきではありませんが)。


(4) ブラウザのセキュリティ対策機能を有効に使う。

ブラウザには、不正ソフト対策、フッシング詐欺対策などのセキュリティ機能があります。これらの機能を有効にすることで、ホームページ閲覧時の危険を防いでくれます。

なお、下記のホームページで、各ブラウザ別のセキュリティ設定の詳しい説明がありますので参考にして下さい。但し、セキュリティ設定することで、これまで使っていた操作ができなくなることがありますので、変更前のブラウザの設定をメモにとっておくと、何かあった場合に便利です。

  ブラウザのセキュリティ対策 | 情報セキュリティブログ
  http://www.security-club.com/blog/security-measures/160/

(注)この中の説明に、Firefoxのセキュリティ設定で下記の説明がありますが、注意が必要です。

 『「サイトのパスワードを保存する」は、チェックを外しておくことをお勧めします。』

この設定をすると、サイトのパスワードが記憶できなくなりますので、判断の上、実施下さい。


(5) OS・ブラウザ・メールソフト・Officeソフト・PDFリーダ・動画ソフトなどを最新版に更新する。

不正ソフトは、パソコンのソフトの不具合(脆弱性)を利用して、パソコンに侵入します。これを防ぐには、WindowsなどのOSはじめ、パソコンの各ソフトを最新状態にしておく(Windows Updateの実行など)ことが必要です。


(6) 不信な迷惑メールは即削除が鉄則。不信メールの添付ファイルは絶対に実行せず、URLもクリックしない。

ウイルスの多くはメールで送られてきます。怪しいメールの添付ファイルは絶対に実行してはいけません。また、URLを安易にクリックするとフィッシング詐欺サイトなどの危険なサイトに誘導されるので注意しましょう。


(7) SNS・ブログ・動画共有サイトのコメント欄のURL(危険サイト)を安易にクリックしない。

コメント欄のURLから危険なサイト(フィッシング詐欺サイトなど)に誘導する攻撃が増えていますので、注意が必要です。


(8) 万一に備え、データのバックアップを行う。

ウイルスなどの被害に備えて、定期的にデータのバックアップを行うことが必要です。バックアップをとっておけば、ウイルスだけでなく、不慮の事故(たとえば、ハードディスクが壊れてしまうなど)にも対応できます。



■ ウイルス対策ソフトは「(総合型)セキュリティソフト」を活用しましょう


ウイルス対策・スパイウェア対策に加え、今は、様々な攻撃に対抗するため、迷惑メール対策、フィッシング詐欺対策などが必要になりました。更に、外部からの不正侵入対策(パーソナルファイアウォール)も必要です。

このため、ウイルス対策ソフトは、

  「ウイルス・スパイウェア対策ソフト」から「(統合型)セキュリティソフト」
  
へと進化してきています。

では、(総合型)セキュリティソフトが持つべき機能とは何でしょうか? 基本的には、以下になると思います。

ウイルス対策ソフト購入時は、ウイルス対策(スパイウェア対策含む)だけのソフトではなく、以下の複数機能を持つソフトを購入したほうが無難です。


 ■(総合型)セキュリティソフトが持つべき基本機能

  機能1: ウイルス/スパイウェア対策
  機能2: フィッシング詐欺対策(詐欺サイト対策)
  機能3: 迷惑メール対策
  機能4: パーソナル・ファイアウォール機能(不正侵入対策)
  機能5: Webアクセス保護(サイトの安全性チェック)


なお、人気のある無料のウイルス対策ソフトには、「機能1:ウイルス/スパイウェア対策」しか持っていないことが多く、使う場合は注意が必要です。

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